人は信用しても、仕事は信用しない――初心を振り返って想うこと
前田 真教 社長BLOG|株式会社エステートセンター代表
2026.10.13
不動産業界に転職して間もないころ、入店研修で当時の上司から授かった言葉があります。
「人は信用しても、仕事は信用しない」
当時はその真意を噛み締めていましたが、ふと最近、この言葉の重みを思い返していました。
この言葉は、決して相手を疑うというネガティブな意味ではありません。 ことわざでいう「罪を憎んで人を恨まず」に近い感覚かもしれません。どんなに信頼している人物であっても、仕事というプロセスにおいては「万が一」の抜け漏れや認識のズレが起こり得る。だからこそ、事前の準備や確認を怠ってはいけない、という教訓です。
・こちらの意図が本当に正しく伝わっているだろうか?
・指示や共有のしかたに言葉足らずな部分はなかったか?
違和感を覚えたらこまめに進捗を確認し、必要であれば軌道修正を行う。そして、最終的な結果や成果物が手元に届くまで、決して気を抜かないこと。
なぜなら、仕事を依頼した以上、「最終的な結果責任は自分にある」からです。
社長という立場になると、日々多方面での判断に追われ、すべての現場を「一から十まで」細かく把握し続けることは物理的に不可能です。任せる場面、委ねる場面は当然増えていきます。
しかし、だからこそ「投げっぱなし」には絶対にしない。
「人は信じても、仕事のプロセスには最後まで責任と関心を持つ」
経営者として、そして一人のビジネスパーソンとして、この大切な原点を胸に刻み直し、日々の業務に向き合っていきたいと思います。
