鳥取の地で家賃値上げについて考える

鳥取の地で家賃値上げについて考える

前田 真教 社長BLOG|
株式会社エステートセンター代表
2026.07.14

鳥取の大家のみなさま、こんにちは。エステートセンターの前田真教です。

先日、東京へ出張に行く機会があったのですが、同業者との情報交換の中で一番のトピックになっていたのが「東京の家賃がどんどん上がっている」という話題でした。

「東京はいいなぁ…」と思われるかもしれませんが、じゃあ、その波がそのまま私たちの住む地方・鳥取に当てはまるかというと、現実はそう甘くはありませんよね。

しかし、だからといって「地方だから家賃アップなんて無理」と諦める必要もありません。実は、やり方次第で家賃を上げ、物件の価値を高めることは十分に可能です。

今回は、「地方でも家賃を上げられる物件・上げられない物件の差」についてお話しします。

満室が続いている今こそ、家賃値上げのチャンス?

もし、みなさまが所有されている物件が「ここ数年、ずっと満室が続いている」状態であれば、次の更新や入居者入れ替えのタイミングで家賃の値上げを検討してみる価値は十分にあります。

ただし、これには絶対的な前提条件があります。それは、「家主様が、常に物件に対して必要な投資を行っていること」です。

具体的には、以下のような取り組みを日頃から行っているかどうかが分かれ道になります。

家賃を上げられる物件の「5つの条件」

  • ① 防犯性の向上(安心感の提供)
    • TVモニター付きインターホンの導入など、入居者の「安全」に直結する投資。
  • ② 共用部清掃の徹底(第一印象のアップ)
    • エントランスや廊下、ゴミ置き場などが常に美しく保たれていること。
  • ③ 宅配ボックスの設置(利便性の向上)
    • ネット通販が当たり前となった現代において、今や必須に近い人気設備です。
  • ④ インターネット(Wi-Fi)無料化(固定費削減の提案)
    • 入居者様の通信費負担を減らすことで、実質的な「お得感」を提供できます。
  • ⑤ 共用部のLED化(明るさとコストカット)
    • 夜間も明るく安全な空間を作りつつ、電気代の削減にもつながります。

逆に、これを放置していると「退去」の引き金に…

一方で、以下のような状態のまま「家賃を上げます」と通知してしまうのは極めて危険です。

  • 設備の不具合(雨漏り、水回り、エアコンの調子など)を放置している
  • 共用部がクモの巣だらけ、ゴミが散乱しているなど管理が行き届いていない

このような状態での値上げ交渉は、入居者様に「不満」しか与えません。家賃アップどころか、一気に退去を促してしまうトリガー(きっかけ)になりかねないのです。

目指すは「10年後も価値が落ちない」物件づくり

家賃を上げるということは、単に目先の収入を増やすだけでなく、「物件の資産価値そのものを向上させる」という非常に前向きなアクションです。

そのためには、以下のような長期的な目線が欠かせません。

💡 資産価値を保つためのポイント

  • 10年を一区切りとした計画的なリノベーションの実施
  • 日頃から「家賃を上げやすい部屋(選ばれる部屋)」に仕立て上げておく習慣

私たちエステートセンターは、ただ管理をするだけでなく、家主様の物件が10年先も20年先も価値を保ち、しっかりと稼ぎ続けてくれるようなご提案を全力で行ってまいります。

「うちの物件、少し家賃を上げて募集できるかな?」「どんな設備を入れたらいいだろう?」と思われたら、いつでもお気軽にエステートセンターまでご相談ください!

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。