会長の口ぐせ「相手に下駄をあずけろ」に学ぶ、仕事の極意
前田 真教 社長BLOG|株式会社エステートセンター代表
2026.05.11
皆さん、こんにちは。 今回は、私が折に触れて思い出す、会長の印象的な口ぐせについてお話ししたいと思います。
それは、「相手に下駄をあずけろ」という言葉です。
「下駄をあずける」とは、主導権を握ること
この言葉の真意は、お客様から要望や宿題をいただいたら、とにかく「迅速に」打ち返すこと。それによって、相手に判断のボール(下駄)を渡した状態にせよ、ということです。
仕事が停滞する大きな原因の一つは、相手を不安にさせてしまうことです。「あの件、どうなったかな?」と相手が催促したくなる状況は、こちらがボールを抱え込んでいる証拠。
逆に、こちらが即座に返答を済ませていれば:
- 相手の不安が解消される
- こちらが催促をされるストレスがなくなる
- 次に動くべきは「相手」になり、自分の心に余裕が生まれる
つまり、スピードを上げることは、自分自身の負担を減らすことにも直結するのです。
サッカーのパス回しと同じ
サッカーでも、ボールを長く持ちすぎると相手に囲まれ、良いプレーにはつながりません。一流の選手がワンタッチ、ツータッチで鮮やかにパスを回すように、仕事も受け取った宿題はさっさと回答して次へ回す。
「お待たせしました。回答は揃いましたので、ご判断をお願いします」と、こちらから催促するくらいのテンポで進めるのが理想です。
社内での「報・連・相」も同じ
これは対お客様だけでなく、社内のチームプレーでも全く同じことが言えます。 上司や同僚に「あの件、どうなってる?」と言わせる前に、こちらから進捗を伝えて「下駄をあずけて」おく。これができれば、組織全体のスピードは劇的に上がります。
まだまだ修行の毎日です
……と、偉そうに書いてしまいましたが、私自身も「社長、あれどうなりました?」とお客様や社員から言われてしまうことが多々あります。
「下駄をあずける」どころか、自分でしっかり抱え込んでしまっているな……と反省し、まだまだ勉強中の身です。
皆さんも、もし自分の手元に長く止まっているボールがあれば、今日のうちに「ワンタッチ」で相手に返してみませんか? 景色が少し、軽くなるはずです。





