【第169回因幡塾】争族と円満相続の違いは何か?

2024.02.12

令和6年2月10日(土)13:30~15:30

第169回因幡塾を鳥取市役所2F多目的室3にて行いました。

講師は税理士法人田中事務所 田中義晴税理士でした。

 

 

今回セミナー講師を依頼した経緯は、当社の管理物件を購入されることになり色々とお話を伺っていたら、相続申告を今までに約900件以上されたことがあるとのことで、それでしたら今までのご経験をセミナーで話をしてもらえませんかというところから、今回セミナーの講師を受けていただきました。内容としてはご自分の相続申告時の体験談でしたが、本を読んでいるだけでは分からないことがありますよね、実務としてやっていなければ出ない言葉がたくさんありました。相続問題の一番のキモは個人の感情だということ、故人とのかかわり方によって納得できるかできないかが生まれてくるのだということでした。法律通り分けても何も問題はありませんが、そこに反映されない感情の部分をいかに丸く収めることができるのか、そこにかかっているのだということ。そしてそれを限りなく円満にさせることが出来るものが遺言書だということでした。私もこの仕事に携わって相続問題を見てきましたが、結局遺言書がある場合はスムーズに終わっています。自分が亡くなってからの意思を残すものはやはり遺言しかないのだと、改めて考えさせられました。

親が生きているうちは兄弟仲がいいが、亡くなってから仲が悪くなったとなるのは少々悲しいですね。

 

 

 

因幡塾事務局 下山

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