猫に小判。——「今」を軽やかに生きる、猫の教え
前田 真教 社長BLOG|株式会社エステートセンター代表
2025.12.26
「猫に小判」なんて言葉がありますが、私はちょっと違う見方をしています。猫が小判の価値を知らないんじゃなくて、「そんなものより、今の陽だまりの方がずっと大事だよ」と、人間が決めた価値観をさらりと受け流している気がするのです。
猫の生き方は、いつだって「今、この瞬間」がすべて。 昨日の失敗をクヨクヨしないし、明日のご飯の心配で今日を台無しにすることもしません。ただ、今この瞬間の心地よさや、目の前の獲物に、己の体一つで全力投球する。その潔さが、私にはとても尊く、そして何より楽しそうに見えます。
不動産の仕事をしていると、つい将来の資産価値や効率といった「小判」の計算ばかりに頭を使いがちです。でも、まちづくりの本当の面白さは、もっとライブ感のあるもの。今ここにある街の空気を感じ、目の前の方の笑顔のために、自分という人間をまるごと使って動く。そんな「今」の積み重ねの先にしか、良い未来なんてやってこないのではないでしょうか。
世の中の「こうあるべき」という物差しに縛られて、今を置き去りにしていませんか?
もし、あなたが猫のようにしなやかな心を持っていたとしたら。 今日、この街で過ごす一分一秒を、どれだけ欲張りに、全力で楽しむことができるでしょうか。
